精神が不安定な状態の人には、自己憐憫(じこれんびん)に陥っている人がいます。
これは心理学の言葉で、「自分はとてもかわいそう」と自分を強く憐れむ人のことです。
自己憐憫に陥ると日常的にトラブルを招きがちですが、スピリチュアル的に見ると悪影響が強いわけですが、改善する方法も存在しています。
「自己憐憫」のスピリチュアルでの象徴や意味
人は人生で理不尽や不幸な状況を経験しているうちに、自分はとても可哀想という自己憐憫の気持ちを持ってしまうことがあります。
自己憐憫の人の特徴としては、マイナス感情に支配され、いわば悩み苦しみという煩悩にまみれた深刻な状態です。
自分のことだけ可哀想と思って自分の不幸しか見えず、周囲に目を向けられない利己的な状況に陥っています。
可哀想な自分を見て欲しい、慰めて欲しい深層心理が常々支配しているためです。
自己憐憫の人は魂の波動が低下し、現状より成長することもできなくなるでしょう。
自己憐憫の状態は運勢がとても悪い状態であり、必然的に悪いことばかりひきよせてしまうことにもなります。
他者からの慰めを糧として生きられますが、それがなくなると自我を保てなくなりがちです。
「自己憐憫」のスピリチュアルメッセージ
もしあなたが自己憐憫の状態を患っているなら、「負の感情に囚われているよ」とか「心の浄化を進めて」「運勢を好転させて」というメッセージです。
すぐにでも改善していく必要があります。
「自己憐憫」のスピリチュアル的な解釈
仮に自己憐憫に陥ってしまっても、そこから脱却する方法があります。
まず自分の自己憐憫の状態と向き合って、自分に合った方法を選び取って行くことが重要です。
「自己憐憫」いい意味での解釈
自分が自己憐憫の状態だと気付けたなら、その自己憐憫の感情の原因に目を向けてみることが大切です。
それは例えばイジメなどの理不尽なことだったり、孤独感、極度の疲労やストレス、他者との不仲や別れなどがあるでしょう。
そうした状態を否定せずに受け入れる必要があります。
自分に対する肯定感を高めるには、自分の特技、長所、幸せなことに目を向けてみてください。
そして周囲の人々の苦しみにも目を向け、可哀想なのは自分だけじゃない現実に気付きましょう。
楽しいことや癒やされることを追求すれば、煩悩は消えて行きます。
不動明王の寺院にお参りすれば、煩悩があ焼き尽くされるというので、試すと良いです。
清めの塩や天然石や音叉などの浄化のアイテムを使うことでも、自己憐憫の感情が消えることが期待できます。
「自己憐憫」悪い意味での解釈
自己憐憫が長期に渡って続いてしまうことは、とても良くないことです。
慰めてほしいがために自ら辛い悲しい状況を作り出すためで、それは身の破滅にも繋がってしまうでしょう。
まとめ
負の感情に囚われた自己憐憫の状態でありますが、心の浄化や運勢の好転を促されている状況でもあります。
自己憐憫を改善するには、自分と向き合い浄化をするという、普段からの心がけが大切です。
できることから始めてみてください。
