魂の成長過程で、「スピリチュアル・エマージェンシー」と呼ばれる段階があります。
言い換えると、精神病的な振る舞いを伴う「魂の危機」です。
ここでは、「エマージェンシー」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「エマージェンシー」のスピリチュアルでの象徴や意味
「エマージェンシー」とは、「緊急事態」「非常時」といった意味ですが、スピリチュアルの文脈の場合は、「魂の危機」を意味します。
これは、魂が成長する過程で、心身のバランスが崩れ、その振る舞いが精神病の症状に見える状態です。
魂が成長し、運命のステージが上がる事は、新しい世界にいきなり放り出されたようなものですから、振る舞いが世界に合わないのは当たり前です。
そして、この状況は精神病が持つ「認知の歪み」による、世界の誤認と類似します。
精神病は、脳内物質のバランスの崩れなど、器質的な要素を含みますが、「エマージェンシー」の場合、魂の問題なので、やがて落ち着いていきます。
外的には、精神病や認知症との明確な境界線が分からないため、6ヶ月を超えるような症状があり、生活に支障が出る場合は、受診も有効な解決手段です。
「エマージェンシー」のスピリチュアルメッセージ
第三者視点からは、精神病的な行動として観察されます。
あなたの一人称としては、新たな世界に放り出された不安や混乱の感情として、メッセージは顕れます。
「エマージェンシー」のスピリチュアル的な解釈
「エマージェンシー」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「エマージェンシー」いい意味での解釈
「エマージェンシー」に陥った時、不安はあるものの、長くは続かず、周囲へのダメージも小さく、発生前よりも視野が広がり、落ち着いた感じになるなら良い意味です。
あなたの魂が適切に成長し、新たな運命のステージに馴染めています。
「エマージェンシー」悪い意味での解釈
「エマージェンシー」に陥り、それが長期的なものとなり、不安や苦痛を軽減させるため、自己判断で市販薬やアルコール、煙草などを常用し、周囲の人間関係や経済状態、仕事などに大きな問題が生じた場合は悪い意味です。
症状が過ぎ去った後も、生活基板が大きく崩れており、復帰に大きなエネルギーが必要です。
このような時は、「壊してしまった」のではなく、「新しい世界でここまで構築した」と考え、残ったものを足がかりに、新たに積み上げていきましょう。
あなたの魂は、確実に成長しているため、再構築に大きな違和感はないでしょう。
まとめ
「エマージェンシー」は、魂の成長途上に顕れる、精神病様の症状です。
本来、魂の成長で顕れる一過性のもので、それほど深刻なものではありません。
ですが、症状を軽減しようとアルコールなどを常用し、その後の生活が崩れる場合もあります。
このような時は、残ったものに、新たに積み上げて行く気持ちを持つ事が大切です。
