スピリチュアルの文脈で、「冷たいエネルギー」という言い回しが出て来る事があります。
これは一体、どのようなものなのでしょう。
ここでは、「冷たいエネルギー」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「冷たいエネルギー」のスピリチュアルでの象徴や意味
科学の分野では、エネルギーは熱に変換されるものですから、「冷たいエネルギー」は矛盾した言葉です。
冷蔵庫など「冷やすため」に、エネルギーを使う装置はありますが、ここで行われる「冷却」は熱の移動に過ぎません。
トータルで見ると、エネルギーが使われた分宇宙の熱量は多くなります。
スピリチュアルな観点では、エネルギーは魂に影響を与えるもの全般であり、しばしば感情を伴います。
ここにネガティブな冷たい感情が乗っていれば、「冷たいエネルギー」として発信されます。
これに接する時、魂が冷やされ、活動が鈍る一方、熱くなりすぎた魂を適度に冷まし、正常に戻す事もあります。
「冷たいエネルギー」のスピリチュアルメッセージ
「冷たいエネルギー」に接した時の感情にメッセージが顕れます。
「冷たいエネルギー」を発するのは、多くの場合人です。
対面しなくても、文章や動画など、表現の形で発せられる場合もあります。
「冷たいエネルギー」のスピリチュアル的な解釈
「冷たいエネルギー」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「冷たいエネルギー」いい意味での解釈
「冷たいエネルギー」を受け取った時、冷静になり頭が冴える、新しい発見がある、すっきりして目の前が開ける、といった場合は良い意味です。
「冷たいエネルギー」が、熱くなりすぎたあなたの魂を冷まし、レンズの歪みを正した状態です。
偶然こうなる事は稀で、多くの場合相手があなたを気遣って、敢えて「冷たいエネルギー」を送っています。
素直に感謝の気持ちを伝えれば、関係がより深まる事になるでしょう。
「冷たいエネルギー」悪い意味での解釈
「冷たいエネルギー」を受け取り、相手との関係が断たれた気分、自信を失う、落ち込む、寂しさ、辛さ、などがあれば、あまり良い意味ではありません。
嫉妬や怒り、憎しみといった悪意の「冷たいエネルギー」が向けられ、魂が熱を失っている状態です。
このような時は、その場や相手から離れましょう。
正面から立ち向かっても、「冷たいエネルギー」の送り合いにしかなりません。
「逃げるのは負け」と思っているなら間違いです。
負けたのは、あなたを傷付けたいという目標を達せられなかった相手の方ですし、そもそも同じ土俵で戦う意味もありません。
まとめ
「冷たいエネルギー」は、魂を冷ます働きかけを意味します。
良い意味としては、「冷たいエネルギー」で冷静さを取り戻した状態です。
多くの場合、気遣いによる善意なので、感謝を伝える事で、関係が深まるでしょう。
悪い意味としては、悪意による「冷たいエネルギー」で魂が熱を失った状態です。
このような時は、正面から立ち向かわず、距離を取りましょう。
同じ土俵でやり合う意味はありません。
