誰かを愛おしいと思う事はあるでしょうか。
愛には様々な形がありますが、人に対する愛は特に強いパワーを持つものです。
ここでは、「人を愛する時」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「人を愛する時」のスピリチュアルでの象徴や意味
人を愛する事の本質であり目的は、隣人愛です。
皆が隣人を愛するなら、世界は愛で満たされます。
その愛を返す意味で、愛してくれた別の隣人を愛するなら、世界の愛は複利で増幅されていきます。
人間社会は相互関係のある有機的な集団であり、本能的に寄り集まった動物の群より、遥かに愛の増幅倍率は大きくなります。
神の愛は無償で無限とされますが、人の愛もそれに向かい得るのです。
「人を愛する時」のスピリチュアルメッセージ
「人を愛する時」の感情にメッセージは顕れます。
ここでいう「人」は、魂のある他としての人間です。
物への愛や自己愛が無意味という事はありませんが、ここでは話題にしません。
「愛」は、性愛に限らず、愛おしいと思う気持ち全般が当てはまります。
「人を愛する時」のスピリチュアル的な解釈
「人を愛する時」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「人を愛する時」いい意味での解釈
愛する時の感情が、嬉しさ、楽しさ、温かみ、湧き上がる熱、胸を抉られる感じ、幾分の哀しみと恐怖などを伴う場合良い意味です。
愛が相互に与えられ、魂が共鳴する事で、魂の修行が進んでいます。
続ける事によって、世界には愛が増え、個としての魂は磨かれていくでしょう。
「人を愛する時」悪い意味での解釈
愛する時の感情が、安心、達成感、不安、渇望、幾分の怒り、憎悪などを伴う場合、悪い意味です。
その愛は、欠損や渇望を埋めるための打算的なものになっている場合があります。
愛していると思いながら、実際のところは愛されたいという気持ちが最優先で、これが得られない場合、怒りや恨みに転じます。
他人との差が気になり、他人よりも自分を愛して欲しいと、常に比べ、苛立ちが起きるばかりです。
このような時は、まず、愛があなたの主体的なものである事を意識しましょう。
あなたが何を愛せ、何を与えられるか、そこから始めましょう。
愛は物とは違い、与える事でも、満たされるのです。
まとめ
「人を愛する時」は、世界の愛を増やし、魂を磨く事を意味します。
良い意味としては、愛が相互に増幅され、魂が磨かれているという顕れです。
悪い意味としては、与えられる愛ばかりに執着があり、愛する事は二の次になっている状態です。
このような時は、あなたが何を愛し、与えられるか、という視点から始めましょう。
