「古い魂」とは、オールドソウルとも言いますが、スピリチュアル内の考え方の1つです。
魂が有意義な転生を繰り返し、ステージの高まっている人といった意味になります。
ここでは、「古い魂」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「古い魂」のスピリチュアルでの象徴や意味
魂は人生を経て修行し、その成果は直接的な記憶としては残らなくとも、魂に蓄積され、これを転生で繰り返す、というのは理解しやすい考え方でしょう。
例えば、仏教においては、その究極の到達点として、輪廻から脱する「解脱」を定義しています。
「古い魂」には、良い修行が出来ている事が重要です。
悪いカルマを溜めて、転生の度に格が下がっている魂は、時間的な「古さ」はありますが、「若い魂」のままです。
つまり「古い」というより、「老練」「成熟」といった意味に解釈すると、分かりやすいでしょう。
「古い魂」のスピリチュアルメッセージ
「古い魂」を持っているからといって、特別で具体的なメッセージはありません。
自覚的には、当たり前の人生を生きているだけです。
魂のステージによって、人は棲み分けるため、周囲の人も通常は「古い魂」で、ここでも気づき難いでしょう。
稀に「若い魂」を持つ人と接する時、自覚される事になります。
「古い魂」のスピリチュアル的な解釈
「古い魂」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「古い魂」いい意味での解釈
「古い魂」を持つ事は、それ自体が良い意味です。
魂のステージが高い事を意味し、修行に適した、良い運命を辿る事になります。
人格面としては、視野が広く探求的であり、感性にも優れます。
物事を受け容れる懐の広さもあります。
「古い魂」悪い意味での解釈
「古い魂」が悪く働いてしまうのは、もっぱら「若い魂」と接する時です。
多くの場合、「若い魂」側の、違和感や齟齬です。
「若い魂」にとって、ステージの全く違う「古い魂」を持つあなたは、何やら難しい事を言い、合理性を欠き、内向的な人に見えるでしょう。
時として、排除や攻撃の対象となる事もあります。
このような時は、運命の試練の1つとして受け流す気持ちが大切であり、「古い魂」にはそれが出来るだけの強さは既にあります。
それでも、どうにも耐えられず、許せないと思う時は、まだあなたが「古い魂」に到達出来ていないという顕れです。
必要な修行を与えてくれたと感謝し、乗り越えましょう。
その先に、「古い魂」に至る道があります。
まとめ
「古い魂」は、転生によって経験を積んだ魂の呼び方です。
良い運命を歩めるステージの高い状態ですが、「若い魂」と上手くいかない事はあります。
このような時は、修行の場として乗り越える気持ちが重要です。
