物事は「起源」を辿ると、現在のものと大きく姿が異なっている場合があります。
例えば、祟り神を「起源」とする善神は、どちらの存在と考えるべきなのでしょう。
ここでは、「起源」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「起源」のスピリチュアルでの象徴や意味
「起源」と現在が大きく異なったり、真逆になる理由は、それを伝えた人々の意図や操作、勘違いなど様々な要因が絡まったところにあります。
神社の場合、主として祀られる本社の他に、摂社に荒魂が祀られている事があります。
この時、しばしば人に祟った荒魂の方が「起源」という場合もあるのです。
この時、荒魂は決して過去の存在ではなく、忘れてはならないもう一面という意味になります。
「起源」を把握しつつ現在の姿を認識する事は、より理解を深め、パワーを受け取りやすく、そして、すべきではない禁忌にも気付きやすくなるのです。
「起源」のスピリチュアルメッセージ
何かに関する「起源」について、認識した時の感情にメッセージは顕れます。
「起源」を蔑ろにした事で、トラブルとして顕れる場合もあります。
どこが本当の「起源」なのか、捏造されたものなのか、といった部分を考察する時に顕れる場合もあります。
「起源」のスピリチュアル的な解釈
「起源」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「起源」いい意味での解釈
物事の「起源」を知る事で、理解がより深まった、身近に感じられた、畏れを抱いた、疑問が解消した、といった場合は良い意味です。
「起源」を素直に受け取り、そこから得られるものによって、理解が深まっています。
それが神格の「起源」なら、より大きな加護が得られ、自分の魂の「起源」といったものなら、より解像度が増し、修行も進みやすくなります。
「起源」悪い意味での解釈
「起源」を知った際、今は関係ない、無駄知識と馬鹿にする、自分で捏造する、といった場合は悪い意味です。
「起源」の持つ重要性が理解出来ず、物事を一面的にしか見られていません。
対象が神格なら禁忌を犯しやすく、日常的にも、古い地名に気付かず危険な土地を買ってしまう、といった事になる可能性があります。
このような事を避けるため、普段から「起源」に対する尊重の気持ちを持ちましょう。
それだけで、ずっと「起源」が見えやすくなります。
尚、「起源」を捏造する事は、人を騙す行為であり、魂を急激に濁らせるのでやめましょう。
そこで一時的な金銭を得たとしても、運命のステージが下がり、騙し合いの人生を歩み、トータルとして大損になります。
まとめ
「起源」は、終わったものではなく、現在にも一面として残り、理解を深めてくれます。
興味を持ち尊重すれば、神の加護を増し、魂の修行にも役立つでしょう。
一方、軽んじた場合は、物事を片面しか知らず、禁忌などを犯しやすく、損に繋がる事があります。
このような時は、まず「起源」に対する尊重の気持ちを持ちましょう。
