「食事」は、あらゆる生物に必要なものです。
口でものを食べないとしても、身体に必要なものを取り込む作業は、全て「食事」に類するものでしょう。
人間の根幹に関わる「食事」は、スピリチュアル的にも大きな意味を持ちます。
ここでは、「食事」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「食事」のスピリチュアルでの象徴や意味
「食事」は、食物連鎖や輪廻転生など、生命の循環の流れに乗っている状態を象徴します。
世界との接点とも言えるでしょう。
エネルギーを取り込む動きであると同時に、エネルギーを他に与える活動の原動力にもなります。
また、家族と食卓を囲んでの「食事」は、愛情や人の結びつきの象徴です。
一方、他の命を奪う、業の生じる行為という観点もあります。
「食事」のスピリチュアルメッセージ
「食事」の時に感じる、おいしい、まずい、満腹、重たい、もたれる、嬉しい、悲しいなど、精神的、身体的感覚としてメッセージは顕れます。
何が「食事」に当たるかは、あなたの認識が重要です。
「食事」のスピリチュアル的な解釈
「食事」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「食事」いい意味での解釈
「食事」が嬉しく、食べておいしく、満足感があるなら良い意味です。
自然と親和性があり、生命の循環に正しく乗り、食材のパワーを素直に受け取っています。
家族との「食事」の場合、家族それぞれが愛情で満たされ、受け継いだ命と託す命の繋がりが滞りない状態です。
「食事」悪い意味での解釈
「食事」の時、医療的には何もない筈なのに、食欲が湧かず、沈んだ気分で、おいしく感じられず、喉につかえるようで、しばしば食後に嘔吐するような場合は、悪い意味です。
生命としての摂理に逆らうような生活で、自然の生命の循環に乗れず、食材から適切にパワーが摂取出来ていません。
パワー不足は考え方をネガティブにし、人間だけが食べるために命を奪っているという、奇妙な考えに陥る事もあるでしょう。
このような時は、まず、自分が本当は何を食べたいのか、問いかける事が重要です。
料理や食材だけでなく、誰と、いつ、どのように、何を動機として食べるか、といった問いかけです。
それらが現状不本意な形になっている原因を、少しずつでも解消していけば、生命の流れは整っていき、やがて運気の向上にも繋がるでしょう。
まとめ
「食事」は、生命の循環に乗っている状態や、人の結びつきを象徴します。
良い意味としては、自然と親和し、愛する人との繋がりもある状態です。
悪い意味としては、生活の乱れにより、生命の循環に上手く乗れていない状態です。
このような時は、自分がどのような「食事」をしたいか見つめ直す事で、生命の流れが整っていくでしょう。
