「おりん」は、仏壇に置き、叩いて「チーン」と鳴らす、お馴染みの仏具です。
澄んだ印象的な音ですが、そんな「おりんの音が聞こえる時」とは、スピリチュアル的にはどんな意味があるのでしょうか。
ここでは、「おりんの音が聞こえる時」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「おりんの音が聞こえる時」のスピリチュアルでの象徴や意味
おりんは、「お鈴」と書き、仏教の読経の区切りなどに利用されます。
実用的な用途としては、読経の音程調整、つまり音楽における音叉のような役割を果たします。
一方、スピリチュアルの領域では、悪霊や邪気を祓う意味があります。
他に、葬儀に用いられる通り、故人との接点が近い事を表す意味にもなるでしょう。
また、澄んだ音は、区切りを表し、人生や運気の転換も象徴します。
「おりんの音が聞こえる時」のスピリチュアルメッセージ
最も多いメッセージは、実際に法要に参加したり、寺院に参った時に耳に入る場合です。
一方、原因なく音だけが聞こえる場合も、メッセージになります。
何か別の音が偶然似た音になっているかは問題ではありません。
あなたがそれを、おりんである、と直感していれば、「おりんの音が聞こえる時」です。
「おりんの音が聞こえる時」のスピリチュアル的な解釈
「おりんの音が聞こえる時」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「おりんの音が聞こえる時」いい意味での解釈
邪悪なものを祓ってくれるおりんの音によって、悪いものを除かれ、運気が開けていくと解釈できます。
霊障に限らず、運の悪さや何となく気が晴れない事など、気にしているものが当てはまります。
澄んだ音で一線引かれ、これから清浄な新しい気持ちで物事が進められるでしょう。
一方、大切な故人が思い浮かんだ時は、その人が見守っているというメッセージと解釈出来ます。
難度の高い挑戦にも、物怖じせず踏み切るタイミングです。
「おりんの音が聞こえる時」悪い意味での解釈
耳鳴りなどの症状もないのに、音が聞こえ、妙な胸騒ぎや耳障りに感じる時は、悪いメッセージの場合があります。
浄化のために鳴らされるおりんですが、まだ良からぬものが残っているという意味です。
また、今まで上手くいっていた物事が、思わぬ転換点で悪くなっていくという意味でもあります。
心当たりの故人がいるとしたら、彼らからの警告と解釈できるでしょう。
いずれも悪い意味ですが、予想出来る悪い事は、備えれば受け止められます。
音に象徴される通り、周囲の人々の言葉に耳を傾け、自分のしている事を見直す事で、良い方向に状況を誘導出来るでしょう。
まとめ
「おりんの音が聞こえる時」は、悪いものを浄化したり、故人との接触を表すメッセージとなります。
良い意味としては、悪いものがなくなり、これから運が開けると解釈できます。
悪い意味では、浄化しきれないものが残り、運気が下がっていく警告となりますが、周りに耳を傾け、自らを省みる事で良い方向に持っていけるでしょう。
