日本人で、「かぐや姫」を知らない人は少ないでしょう。
親しまれている物語であり、古文の授業で触れる事もあります。
不思議な要素を多く含むキャラクタですが、スピリチュアル的にはどのような意味があるのでしょう。
ここでは、「かぐや姫」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「かぐや姫」のスピリチュアルでの象徴や意味
「かぐや姫」は、世界最古の物語ともいわれる『竹取物語』の登場人物です。
竹の中にいるのを発見され、美しく育ち、多くの人を魅了しました。
その正体は月の世界の住人で、何かしら罪を犯したため、穢れに満ちた地上の世界に落とされていた、というものです。
これらから、「かぐや姫」は、単に美しいというだけでなく、神に類するような格の高い存在であると解釈できます。
つまり、運命のステージが遥か高いところにいる存在を象徴し、美はその付属物です。
「かぐや姫」のようでありたいと思う事は、美しさよりも、魂の修行を必要とするのです。
「かぐや姫」のスピリチュアルメッセージ
「かぐや姫」に接した時の感情にメッセージは顕れます。
原文とされる『竹取物語』は、既に幾つかの文書を整理したものであり、原典にこだわる必要はありません。
映像化されたものでも、子供用の絵本でも、あなたが「かぐや姫」と認識しているならメッセージです。
「かぐや姫」のスピリチュアル的な解釈
「かぐや姫」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「かぐや姫」いい意味での解釈
「かぐや姫」に接した時、魅力に憧れる、気持ちが何となく分かる、そうなりたいと思い行動している、自分も月の世界に行ってみたいという気持ち、等があれば良い意味です。
「かぐや姫」の表面的なものだけでなく、運命のステージの高さを認識出来ています。
そして、それを目指すモチベーションがあり、魂の修行への意欲がある状態です。
「かぐや姫」悪い意味での解釈
「かぐや姫」に接した時、求愛者への冷たさに反感を持つ、地上に残らなかった事が理解出来ない、同じように貴族的な人にモテたい、といった場合はあまり良い意味ではありません。
あなたは「かぐや姫」の表面的な美しさしか捉えていません。
このような時は、「かぐや姫」のような高貴さを感じる、現実の人に注意を向けてみると良いでしょう。
その人と、どこが違うのか意識すると、運命のステージ差が認識できます。
それにより、魂の修行へのモチベーションが湧くでしょう。
まとめ
「かぐや姫」は、極めて高い運命のステージにいる人と解釈できます。
良い意味としては、「かぐや姫」に憧れ、同じような運命の高みを目指したいというモチベーションが湧いている状態です。
一方、表面的な美しさに憧れるだけでは、運命の高みに気付けません。
このような時は、現実で高貴さのある人に目を向けると良いでしょう。
運命のステージ差が理解でき、魂の修行へのモチベーションも湧いてくるでしょう。
