「キャンドル(蝋燭)」の炎は、電灯に慣れた目には弱々しくも神秘的に映ります。
そんな「キャンドル」は、スピリチュアル的にはどのような意味があるのでしょう。
ここでは、「キャンドル」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「キャンドル」のスピリチュアルでの象徴や意味
「キャンドル」は、古代から利用されてきた照明器具であり、西洋でも東洋でも紀元前の段階で燭台が存在しています。
「キャンドル」は、剥き出しの炎を灯りとして使うため、炎の揺らぎや燃焼時の匂いに触れやすくなります。
炎を生じさせる燃焼は、あらゆるものを灰に返すという、強い浄化のパワーを持つ現象です。
炎を神聖視する感覚は地域を問わず、日本神話のカグツチ、ヒンドゥー教のアグニなどは、聞き覚えがある人も多いでしょう。
また、炎の原初的な揺らぎは人の波長と共鳴しやすく、リラックスした気分をもたらします。
匂いは特に香り付けされていなくても、嗅覚からより立体的に炎のパワーを認識させます。
「キャンドル」のスピリチュアルメッセージ
「キャンドル」に接する時の感情にメッセージは顕れます。
実物の「キャンドル」の他、動画や写真、イラスト、蝋燭型電灯などの場合も、あなたが「キャンドル」と認識するならメッセージです。
いずれも火が点いている事が重要で、消えている時のパワーはごく僅かです。
「キャンドル」のスピリチュアル的な解釈
「キャンドル」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「キャンドル」いい意味での解釈
「キャンドル」に接した時、温かみ、落ち着く感じ、じっと見つめてしまう、集中力が高まる、周囲の音が大きく感じる、といった場合は良い意味です。
「キャンドル」の浄化作用によって、あなたの穢れや雑念が祓われた状態です。
何かに集中するのに良い状態で、特に瞑想に役立ちます。
また、集中がすぐ途切れたとしても、リラックス状態は魂を安らがせており、その後元気に活動出来るでしょう。
「キャンドル」悪い意味での解釈
「キャンドル」に接した時、不安な気分、燃え広がり自分が灼かれるイメージ、匂いに違和感がある、そわそわする感じ、長く点けていたくない、といった場合はあまり良い意味ではありません。
何かに燃え移りそうで心配なら、周囲を片付け、正しく設置しましょう。
手で持ち続けてはいけません。
融けた蝋の熱さで取り落とす事もあります。
きちんと設置した上で、落ち着かない感じがあるのは、浄化しきれない大きな穢れを背負っているという顕れです。
このような時は、穢れの原因となるストレス源と向き合いましょう。
すぐに解消出来なくても、認識する事は解決の糸口となります。
まとめ
「キャンドル」は、炎による浄化のパワーを持ち、揺らぎは人をリラックスさせます。
良い意味としては、雑念を祓い物事に集中させ、元気を取り戻した状態です。
悪い意味としては、浄化しきれない穢れを背負った状態です。
このような時は、ストレス源を認識する事が、解決の糸口となるでしょう。
