新年に見る「初日の出」は、気持ちを新たにし、神聖な気分にしてくれます。
実際、スピリチュアルな観点からも、意味深いものです。
ここでは、「初日の出」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「初日の出」のスピリチュアルでの象徴や意味
「初日の出」を全国的に拝むようになったのは、天皇家の儀式「四方拝」が、明治期に国民に周知された事が元とされます。
ただ、「初日の出」を見る習慣は、様々な形で各地に古くから根付いていました。
太陽は命を象徴し、日の出は生命力の高まりを意味します。
新年最初の「初日の出」は、最も若々しい赤ん坊の持つ、原初的な生命力を表します。
子供時代の成長は、大人になってからの成長とは質的にも異なります。
脳細胞や歯のような、新しく生まれないと言われるものも、子供時代には作られるのです。
ここから、今まで諦めていた事も、仕切り直せる明るい希望となります。
尚、天気については、太陽が昇ったと認識出来るなら、曇りでも雨でも問題ありません。
「初日の出」のスピリチュアルメッセージ
「初日の出」を見る事によって、メッセージは受けられます。
旅先で見るよりは、今居住している場所で、土地神からの新年の気を取り込みながら見る方が、良いメッセージになります。
このため、テレビでどこかの「初日の出」を見ても、「初日の出」としてのメッセージは受けられません。
テレビで見る「初日の出」は、「正月番組」の1つです。
「初日の出」のスピリチュアル的な解釈
「初日の出」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「初日の出」いい意味での解釈
「初日の出」を見て、晴れやかな気分になり、心に温かみや熱を感じる場合、良い意味です。
物事に取り組むパワーに満ちた状態で、新たな事を始めるのに良いでしょう。
今まで出来なかった事にこそ、希望が見られるタイミングです。
「初日の出」悪い意味での解釈
「初日の出」を見ても、どこか落ち着かず、気の重さがあり、恐怖心や倦怠感が伴う場合、悪い意味になります。
昨年に残したものに後ろ髪を引かれている状態で、新年のパワーを受け止めきれない、弱った状態です。
本当は新年が来て欲しくなかった、という気持ちの表れでもあります。
これは、激務で正月休みを取れない会社で勤務している時などに起こりがちな事です。
このような時は、自分が昨年に残したものを振り返り、直ちに片付けましょう。
それが困難なほど忙しいなら、そもそもオーバーワークで、あなたが背負うべき仕事ではありません。
環境を変える方向に切り替える事で、希望も見えて来るでしょう。
まとめ
「初日の出」は、原初的な生命力や希望を象徴します。
良い意味としては、新たな事に取り組むパワーに満ちた状態を表します。
悪い意味としては、昨年に仕事を残し、疲労困憊した状態の表れです。
残した仕事を即刻片付ける事が望ましいのですが、難しいなら環境を変える事で、希望が見えて来るでしょう。
