「大天使」は英語で「アークエンジェル」と言い、天使のうち、上位のものを指します。
天使は「天の使い」を意味し、神の意思を人間に伝える伝令役ですが、「大天使」はよりパワフルな存在です。
ここでは、「大天使」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「大天使」のスピリチュアルでの象徴や意味
狭義の天使は、旧約聖書に記述されたものが初出です。
そこでは、天使に上下の概念はありませんでしたが、後の時代に定義されていきました。
ミカエル、ガブリエルなどが当てはまりますが、諸説あり統一されていません。
スピリチュアル的には、神の意思の媒介物としての「一般天使」と、「名」や「個」を持つ「大天使」と区別すると良いでしょう。
「大天使」は、個としてあなたに対する感情を持ち、良い感情があるなら、傍らに留まり守ってくれる事になります。
「大天使」のスピリチュアルメッセージ
「大天使」の存在を感じた時の感情に、メッセージは顕れます。
現実の存在として姿を顕す事は稀で、しばしば夢として見ます。
本などで読んだ時、妙に興味を惹かれるような時もメッセージです。
名も無き天使だとしても、言動に自我が感じられれば、「大天使」です。
「大天使」のスピリチュアル的な解釈
「大天使」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「大天使」いい意味での解釈
「大天使」を感じた時、畏怖の感情、温かみまたは熱さ、羽のような柔らかな感覚などがあれば良い意味です。
あなたを守護するものとして「大天使」がついており、力を貸してくれています。
あなたの信仰にある「大天使」の場合、守護天使として常にあり、その「大天使」が得意とするパワーを与えてくれています。
一方、あなたがその天使が属する神を信仰していない場合も良い意味です。
あなたは何かしら多くの人々にとって良い影響を与える運命にあり、その偉業を助けるため、超宗派で手を貸しているのです。
「大天使」悪い意味での解釈
「大天使」を感じた時、重苦しい感じ、ぞっとする感覚、不安、圧倒される、背筋の冷たさなどがあれば悪い意味です。
あなたの魂に穢れがあり、その後の運命で人を不幸にする可能性がある事から、監視している状態です。
このような時は、まず自分の振る舞いと魂を見つめ直しましょう。
「悔い改める」という言葉がある通り、「大天使」は人の改心を受け容れます。
神や天使は、もう無闇に断罪しません。
むしろ魂がこれ以上穢れないよう、救いのために顕れたのです。
尚、悪魔が「大天使」の姿で接触してくる場合もあります。
即物的で都合の良すぎる誘惑なので、欲に目が眩んでいなければ、見分ける事は容易です。
まとめ
「大天使」は、名前や個を持った天使と解釈出来ます。
良い意味としては、あなたを守り、偉業に手を貸している状態です。
悪い意味としては、あなたの魂が穢れ、危ういため、監視のため顕れている状態です。
このような時は、悔い改める事で、救われるでしょう。
