なかなか良くならなかった不調が、生活の悩みが解消した途端、軽快に向かうといった事があります。
このような「感情と身体」には、スピリチュアル的な繋がりがあると考えられます。
ここでは、「感情と身体」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「感情と身体」のスピリチュアルでの象徴や意味
感情を司る意識、精神は、魂と密接なものであり、比較的直接影響を与えます。
そして身体は魂と分離していません。
身体と精神を独立して考える古典的な実体二元論では、身体としての脳機能は説明出来ないのです。
つまり、感情は身体を作り、身体は感情を作る、相互関係にあるものと言えます。
「感情と身体」のスピリチュアルメッセージ
感情の動きによって、身体的な影響が現れること、または身体的な状態に感情が左右される事がメッセージとなります。
いずれかの観察で片方が類推出来る事になりますが、得手不得手があるため、全てが読み取れる訳ではありません。
そして、ここに齟齬が顕れる事が、1番の問題となります。
「感情と身体」のスピリチュアル的な解釈
「感情と身体」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「感情と身体」いい意味での解釈
良い感情の時、身体的な調子の改善や、活動性の向上といった現象が顕れます。
一方、身体的な不調の治癒によって、感情は整います。
そして調子が良い時だけではなく、精神と身体の不調が同時に見られる事も、良い意味です。
適切に認識される不調は、適切な治療や休息に結びつけられる事から、回復が早まります。
「感情と身体」悪い意味での解釈
極端に感情と身体が調子を崩した状態は、悪い状態です。
一方、どちらか片方だけが、「好調」である場合、単に両方が悪いよりも深い問題になります。
感情と身体が適切にリンクしていない状況と言えるでしょう。
例えば、職場で人間関係などに大きなストレスを抱える時、身体だけは元気だと、無理に出勤を続け、ストレスは更に肥大化していきます。
逆に、激務で身体が疲弊しているのに、感情だけが元気で意欲的なら、身体へのダメージが更に蓄積します。
このような時は、自らを見つめ直す時間が必要です。
瞑想などの技術があれば、試してみるのも良いでしょう。
これらで、精神と肉体の調和を意識する事で、齟齬は修正していけるでしょう。
尚、明確な抑鬱症状などがある場合、医療の利用も効果的です。
まとめ
「感情と身体」は、相互関係にあるものです。
好調にせよ、多少の不調にせよ、この2つが同調出来ているのが、良い状態です。
同調できず、齟齬が発生している場合はそれを放置せず、自分を見つめ直す時間を持ち、時に瞑想、場合により医療などを利用する事で修正していけるでしょう。
