生きている中で、時として頭に浮かぶのは「死後」の事です。
全く考えた事がないという人も少ないでしょう。
「死後」について、スピリチュアル的にはどう考えるべきなのでしょう。
ここでは、「死後」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「死後」のスピリチュアルでの象徴や意味
唯我論の観点では、世界はあなたの認識の中にしか存在せず、死によって全ては消失するため、「後」はありません。
一方、魂(スピリット)の実在による次の命、すなわち転生を考えると、「死後」は重要になります。
転生を想定した場合、生は連綿と続く「死後」です。
仏教においては輪廻転生と定義され、それ以外の宗教も大抵「死後」に触れます。
宗教は理屈で説明出来ないものを埋める発明なので、誰にでも訪れ説明不能な死は、メインコンテンツと言えます。
これらの考えに触れて尚、「死後」が妙に気になる場合、魂が来世または前世に近付いている状態を象徴します。
「死後」のスピリチュアルメッセージ
「死後」に対する思考と、それに伴う感情によってメッセージは顕れます。
具体的にどのような「死後」を想像するかは、あまり関係ありません。
「死後」のスピリチュアル的な解釈
「死後」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「死後」いい意味での解釈
「死後」を考える機会があるけれど、そこまで多くはなく、若干の恐怖心や無念さ、無常観を伴う一方、来世がある事への安堵が大きいなら、良い意味です。
「死後」の概念が生と密接して、死の恐怖を適度に和らげており、生に集中出来ている、平常運転の状態です。
心身のバランスがよく、パワーは適度にあるため、活力を持って過ごせるでしょう。
「死後」悪い意味での解釈
「死後」についての考えが頭から離れず、輪廻の無限への恐怖感と、次の生への強い興味や憧れ、現世が多数の生の1つに過ぎないという馬鹿らしい感じなどが伴う場合、悪い意味です。
但し、あなたが思春期年代であり、「死後」について初めて認識した時であれば、問題ありません。
誰もが自我の確立時には考える事であり、不安は2年経てば収まり、収まらない人は哲学者になります。
一方、大人になってからこれら「死後」への意識が顕れる時は、悪いものに誘われている状態です。
本当に来世に関わる存在である場合は稀で、生存意欲を失わせる事で、エネルギーをかすめ取ろうとしているだけです。
このような時は、パワーが低下し、魂に綻びが生じている状態です。
激務や人間関係などのストレスが原因の場合が多く、これを解消する事で改善出来るでしょう。
まとめ
「死後」への思考が高まる時、魂が来世や前世と接近した状態を象徴します。
良い意味としては、その接近が生への集中を促している状態です。
悪い意味としては、エネルギーを奪うものが、ストレスなどに便乗して生存意欲を損なわせようとしている状態です。
このような時は、激務や人間関係のストレスなどを解消する事で改善出来るでしょう。
