愛犬を失う事は大きな喪失感をもたらします。
見送った日を含めて49日目、つまり「犬の四十九日」は、人間の場合、忌明けの時期です。
犬の場合は、どのようなものになるでしょうか。
ここでは、「犬の四十九日」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「犬の四十九日」のスピリチュアルでの象徴や意味
輪廻転生する魂にとって、犬も人も大きな変わりはありません。
まして、人と家族として生きた犬なら尚更の事です。
仏教の考えでは、死者の魂は7日目に裁判が行われ、49日目に極楽に行けるか、再び輪廻の流れに戻るため転生するかの裁定が下されます。
従って、死者にとって最後のお別れの時が来たという意味になります。
「犬の四十九日」のスピリチュアルメッセージ
犬は忠誠心の高い動物です。
最後のお別れに、主人であるあなたにメッセージを送って来る場合があります。
夢に現れたり、ふとした瞬間に気配を感じる事もあるでしょう。
ブラシをかけたコートに、1本毛が付いているのに気付く事もあります。
いずれのメッセージも、表れるのと同時に、あなたの心に犬の姿が強く思い出される事になります。
「犬の四十九日」のスピリチュアル的な解釈
「犬の四十九日」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「犬の四十九日」いい意味での解釈
犬との関係が良いものであった時、それは愛情のお返しです。
その後転生する犬は、守護霊になる訳でも、特別な力を持ち合わせている訳でもありません。
けれど、愛情を注ぎ注がれる事によって、心は大きく救われる筈です。
犬を失い、心に抜けた愛情が、再び満たされていく兆候と解釈出来ます。
新しい犬を飼い始める事について、考えても良い時期が来ているのです。
「犬の四十九日」悪い意味での解釈
犬からのメッセージに、妙に心がざわつく場合があります。
これは、犬からの恨みではありません。
犬との関係が悪い場合、そもそも四十九日に気付く事もないでしょう。
これは、主人を守ろうとする犬が、最後の奉公として警告してくれているのです。
犬には特別な力はありません。
ですが、嗅覚は人間より遥かに鋭く、人間と違う角度で世界を見ていました。
あなたが見落としている危険や、心の危機への警告と解釈できます。
良い知らせではありませんが、悪い事も備えて対処する事で、状況は改善可能です。
あなたに、長らく心に引っかかるものがあるなら、思い切って解消に向け、行動を始めるのも良いでしょう。
まとめ
「犬の四十九日」は、人間と変わらず、亡くなった愛犬との、最後のお別れの時です。
そこに表れるスピリチュアルメッセージは、良い意味としては愛犬の愛情のお返し、悪い意味は愛犬の視点で気付けた問題を伝える警告です。
メッセージを理解する事で、悪いものにも的確に対応出来るでしょう。