人との関係において、義理による関わりは付いて回ります。
時に煩わしく、怠ってしまう事もあるでしょう。
現実の人ではなく、お墓参りなどに行けていない「不義理」もあります。
そんな後ろめたさも伴う「不義理」には、一体どんな意味があるのでしょう。
ここでは、「不義理」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「不義理」のスピリチュアルでの象徴や意味
人との関係性における、非対称を象徴するものです。
相手に対する「不義理」は貰うばかりの関係を意味し、逆は与えるばかり、いずれもバランスが崩れています。
一方、今まで通りの筈なのに、「不義理」と感じてしまうのは、良くも悪くも相手との関係性が変化したという象徴です。
他に、借金を返していない事を「不義理」とも言いますが、こちらは貸した側からの強い敵意を象徴します。
「不義理」のスピリチュアルメッセージ
「不義理」の自覚や、その相手の事が思い浮かぶという形でメッセージは現れます。
夢枕に立つ事もあるでしょう。
相手や近しい相手から直接指摘される事や、借金返済を求める郵便なども当てはまります。
「不義理」のスピリチュアル的な解釈
「不義理」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「不義理」いい意味での解釈
相手に対する好意や親しみが増している状態を表します。
もっと色々してあげたいという心の動きが、物足りなさとなり「不義理」という認識になっています。
しばしば億劫になる義理を喜んで行う状態のため、関係はより良好になるでしょう。
直接会うのも良いタイミングです。
故人の姿が現れる場合、力を貸したいという遺志の顕れです。
墓参によって、運気の上昇に繋げられるでしょう。
また、あなたの生活や魂のステージが上がった状態も表します。
この場合離れるべくして離れているため、あなたの「不義理」を、相手はもう気にしていません。
「不義理」悪い意味での解釈
「不義理」を意識した時、不快感や気の重さが極端な場合は、悪い意味と解釈できます。
まず、借金の意味での「不義理」については、魂の濁りを意味します。
自己破産していても、濁りは残ります。
法律の問題ではありません。
濁った魂のままでは、いずれ他の人間関係も汚れます。
即時返済出来なくても、一生かけて返済する気構えと行動は、状況を改善します。
それ以外の「不義理」については、人との繋がりや、神の加護が薄まっている状態です。
人間、自分独りで出来る事は小さいもの。
他力本願とも言いますが、何かしら他の力によって支えられています。
他に、一方的に利用されている関係を表す場合もあります。
今の相手との関係を見直し、必要に応じ義理を果たしたり、関係を断つ決意を固めれば、運も拓けていくでしょう。
まとめ
「不義理」は、人や神との関係性の非対称や変化を表します。
良い意味としては、相手との関係の深まり、あなたのステージの向上です。
悪い意味としては、関係の悪化や、都合良く利用されている状況の表れです。
関係を見直し、義理を果たしたり付き合いを見直す事で、改善していくでしょう。