「過呼吸」になると、手足が痺れや目眩を伴い、恐怖すら感じてしまいます。
生きるために必要な呼吸で、こんな症状が出てしまうというのも不思議なものです。
これは、スピリチュアルの観点で、何か意味のある現象なのでしょうか。
ここでは、「過呼吸」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「過呼吸」のスピリチュアルでの象徴や意味
「過呼吸」は、体内の二酸化炭素が不足した時、呼吸を減らして二酸化炭素を増やそうとする中枢と、それに驚き呼吸を増やす大脳皮質の綱引きのような状態です。
袋で自分の呼気を吸うのは古いやり方です。
今は心を落ち着け、吸う1回、吐く2回の静かな呼吸を意識する方法が推奨されています。
原因は、運動による過度な呼吸、または精神的な不安とされています。
スピリチュアルな観点としては、新たな物事に対する恐れと、それを前向きに採り入れたいという積極性の象徴です。
「過呼吸」が若い人によく起きるのは、新しい事に出会う事が多い年代である事も一因です。
尚、精神面の疾病により起きる場合は、疾病のエネルギーが強く、スピリチュアルなメッセージへの感受性は極めて低下した状態です。
先に治療を受けましょう。
「過呼吸」のスピリチュアルメッセージ
メッセージとしては、「過呼吸」の症状が出たり、息苦しさという形で表れます。
身体的なものの他に、「過呼吸」について考えたり、夢や会話にふと出て来るような場合も、程度の差はありますが、メッセージになっています。
「過呼吸」のスピリチュアル的な解釈
「過呼吸」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「過呼吸」いい意味での解釈
良い意味としては、新しいものに対面し、成長段階にある事を意味します。
エネルギーの充填がすっかり終わり、少しこぼれ落ちる、武者震いとも言える状態です。
不完全燃焼にならないよう、思い切って全力で取り組むのが良いでしょう。
取り組む時に「過呼吸」がまた起きるのでは、という心配は不要です。
全力で集中している時、「過呼吸」はまず起きません。
「過呼吸」悪い意味での解釈
極端に恐怖心があり、再び「過呼吸」が起きるのが怖く、何の行動も出来なくなったというような場合、悪いメッセージと解釈できます。
新たなものや、今まで続けていたものに対する拒絶感や不安の表れです。
こういった場合は、「過呼吸」から抜けるための呼吸同様、自分のしている事を、1つずつ見直す事で、手を付けられる部分が見えてきます。
まとめ
「過呼吸」は、新しいものに対する反応を象徴します。
良い意味としては、新しいものを受け容れるエネルギーに満ちた状態です。
悪い意味としては、新しいものへの拒絶感や不安が高まっている事を表します。
「過呼吸」を解消する呼吸のように、1つずつ取り組む事で、不安は解消していけるでしょう。
